頚腕症候群(けいわんしょうこうぐん)という病気があります。
文字通り、頚(くびのこと)、肩、腕に凝りやしびれ、痛み、不快感、脱力感などの症状を来すもののはっきりと診断がつきにくい病気のことです。
OA環境が進んだ現代では、肩凝りは非常に多い病気です。
“病気”というより“状態”といった方が近いかもしれません。
上でも触れましたが、肩凝りが人によっては頸部から頭にかけての痛み、肩甲骨周辺の痛みの原因となっている場合もあります。
当院では開業以来上肢(腕)、腰部、下肢(あし)の痛みに対して、首や肩、腰、下肢への注射を行っております。
これからは、伝統的な神経ブロックはもちろん、東洋医学で用いられる経絡(簡単に言うとツボ)を利用した注射を研究していきたいと思っております。