骨の強さ = 骨密度 + 骨質
骨は皮質骨(ひしつこつ)と海綿骨(かいめんこつ)という
二つの部分に分かれます。
皮質骨は一般的な白い骨で、外部構造のコンクリートの外壁のイメージです。
海綿骨はその中身で、網目状をしている内部構造の梁のイメージです。
骨粗鬆症が進行すると、皮質骨が薄くなり、海綿骨の網目構造の梁が少なく、
細くなるため(骨密度の低下)、脆くなって(骨質の悪化)軽い衝撃でも
骨折をしやすくなります。
骨の強さは、骨密度が7割、骨質が3割関係しています。
つまり、骨密度が強くても骨質の劣化が激しいと骨折リスクが高まります。